
【絵本】こいぬを つれた かりうど
内容説明
年老いた狩人が、知恵と工夫で動物たちを驚かせる不思議な物語。果たして彼の秘策とは何なのでしょうか?
物語の主人公は、鉄砲を使わずに狩りをする年老いた狩人。彼が頼りにするのは、小さな犬と縄、そしてゴマ油です。毎日ゴマ油で体を洗い、飲ませて育てた小犬は、つるつる滑る体と独特の香ばしい匂いを持つようになりました。この小犬とともに狩りに出ると、トラたちが不思議な反応を見せます。中国に古くから伝わる驚きとユーモアに満ちた狩りの知恵が描かれた一冊です。
知育や教材で活用する際のポイント
この絵本は、年老いた狩人が知恵と工夫で困難を乗り越える姿を描いており、子どもたちに「発想の柔軟さ」や「道具の使い方」の大切さを教える良い教材です。
主人公が鉄砲に頼らず、身近な道具や工夫を活用する姿は、子どもたちに創造力を育むきっかけになります。
また、動物たちの反応を通じて、ユーモアや驚きの感覚を共有し、読後に子どもたちと「どうして動物たちは驚いたのか」など想像力を広げる話し合いができるでしょう。