
【絵本】たんぽぽのたね とんだ
内容説明
たんぽぽの種が風に乗ってどこまでも旅をする姿は、小さな命の冒険物語そのものです。
ある日、ふわりと風に吹かれて飛び立ったたんぽぽの種は、空を渡り、チューリップの上を越え、石の上に降り立ちます。しかし、そこで終わりではありません。再び風に運ばれて高く舞い上がり、春の野草やくもの巣の間をかいくぐりながら、ようやく地面にたどり着きます。そして、その場所で新しい命が芽吹き、成長を始めます。美しい絵が、自然の中で繰り広げられる小さな命のドラマを鮮やかに描き出します。
知育や教材で活用する際のポイント
この絵本は、たんぽぽの種が旅をしながら成長する様子を描き、自然界の生命の循環を子どもたちに伝える絶好の教材です。
読後、種がどのように移動し、芽を出すのかを話し合ったり、実際に外でたんぽぽを探しながら観察する活動に繋げると、自然への興味を深められます。
また、命の大切さや挑戦する心を学ぶきっかけとして、子どもたちと一緒に感想を共有する時間を設けるのもおすすめです。