
【絵本】とんでいく
内容説明
空を駆け抜けるタカがたどり着く場所、そしてそこから始まる新たな旅。ページをめくるたび、驚きと発見が待っています。
速さ自慢のタカが、湖を出発し、山を目指して飛び続けます。野や町を越え、空を飛ぶ飛行機と競い合いながら、ついに山の頂上に到着。ところが、ページを逆にめくると、タカがガンの子に早変わり。仲間と離れてしまったガンの子が、山から湖の住処を目指して帰る物語が展開します。一つの絵が見る方向で姿を変える仕掛けが楽しい、前からも後ろからも楽しめる絵本です。
知育や教材で活用する際のポイント
この絵本は、タカとガンの子がそれぞれの視点で旅をする物語が楽しめる、ユニークな双方向の仕掛けが魅力です。
子どもたちは、タカの速さや冒険心に共感したり、ガンの子の仲間への思いに心を動かされたりと、多様な感情を体験できます。
また、ページの向きで変わる絵により、観察力や想像力を育むことができます。自然や動物の生態について話し合うきっかけにも最適です。