
【絵本】あひるのジマイマのおはなし
内容説明
ジマイマが選んだ自由は、思いがけない危険を連れてきました。でも、勇気と助けが希望を運びます。
アヒルのジマイマは、卵のお世話が苦手で、いつも仲間に卵を取り上げられてしまうことに不満を抱いていました。そこで、自分だけの場所を見つけようと家を飛び出します。そんな彼女の前に、親切そうなキツネの紳士が現れます。誘われるまま彼の家で卵を産むことにしたジマイマですが、キツネの本当の目論見は、ジマイマとその卵を料理することでした。幸運にも、番犬ケップが異変に気づき、仲間たちとともにジマイマを救い出します。自由と危険、そして助け合いについて考えさせられる物語です。
知育や教材で活用する際のポイント
この絵本は「自由」と「責任」、さらに「助け合いの大切さ」を伝える教材として活用できます。
子どもたちには、ジマイマの自由への憧れやキツネの親切そうな態度がもたらす危険を通じて、自分で考え判断する力を育むきっかけを提供します。
また、番犬ケップや仲間たちの助け合いの場面を一緒に話し合うことで、困ったときに支え合う大切さを考えさせることができます。