
【絵本】まちねずみジョニーのおはなし
内容説明
いなかと町、それぞれの暮らしにはどんな魅力があるのでしょうか。違う世界に触れたねずみたちの発見が心に残ります。
いなかでのんびり暮らしていたねずみのチミーは、ある日町まで旅をし、町ねずみのジョニーたちと出会います。にぎやかな町の生活に興味を持つチミーでしたが、思いのほか慣れず、食べ物も合わないため元のいなかへ戻ることに。そんなチミーを訪ねて、今度はジョニーがいなかを訪れます。しかし、ジョニーもまた自分の暮らしが恋しくなり、町へと帰るのでした。それぞれの個性や好みが大切だと感じられる物語です。作者ポター自身はいなかを愛していたそうです。
知育や教材で活用する際のポイント
この絵本は、いなかと町の暮らしの違いを通じて「個性を尊重する大切さ」を子どもたちに伝える教材として活用できます。
読み聞かせ後に「どちらの生活が好き?」と問いかけると、子どもたちの価値観や意見を引き出せます。また、それぞれの環境の良さを一緒に話すことで、多様性や自己肯定感を育む機会にもなります。
さらに、ねずみたちの体験を通じて「自分に合った暮らしを選ぶ大切さ」を考えるきっかけを提供できます。