
【絵本】やまのかいしゃ
内容説明
ある日突然、山の頂上で仕事をすることになったら、あなたはどんな気持ちになるでしょうか。
いつも朝寝坊ばかりの会社員、ほげたさん。今日も慌ただしく家を飛び出し、奥さんが作ったおむすびを持って電車に乗りますが、なぜか会社とは逆の方向へ進んでしまいます。気づくと足元にはトイレのスリッパ、肝心の眼鏡やかばんも忘れていました。やがて山の駅に到着したほげたさんは、偶然出会った同僚のほいさくんと一緒に山を登り、そこで仕事を始めます。澄んだ空気と自然の中で働く喜びを感じた二人は、会社の全員を山に呼び寄せますが、なかなかうまくいきません。結局、社長は山の会社を二人に託し、町へ戻ることにします。ユーモラスで不思議な物語が広がる一冊です。
知育や教材で活用する際のポイント
この絵本は、自然環境の中で働く楽しさや、日常から離れた新しい視点の大切さを教えてくれます。
子どもたちに「仕事」や「自然」の価値を伝えるきっかけとして活用でき、想像力を広げる素材にもなります。
読み聞かせの際は「山での仕事はどんな感じ?」など問いかけると、思考力や発言力を育めるでしょう。