【絵本】りゅうおうさまのたからもの

内容説明

モンゴルの広大な草原で、兄弟が経験する不思議な物語。運命の箱が彼らにもたらすものとは……。

昔、モンゴルの草原に暮らしていた兄弟の弟は、ある日、魚をくわえた鳥に小石を投げました。その結果、鳥から落ちた魚は実は竜王の娘だったのです。弟は竜王から「水のもと」が入った箱をお礼に受け取り、「決して蓋を開けてはいけない」という約束を交わします。その箱の力で草原には水が湧き出し、生活が豊かになりました。しかし、兄が興味本位で箱を開けてしまったことで事態が一変し……。

知育や教材で活用する際のポイント

この絵本は、モンゴルの自然や文化を感じながら「約束を守ることの大切さ」を伝えられる教材です。

物語を読む中で、兄弟の行動やその結果について子どもたちと話し合うことで、原因と結果のつながりを考える力を育むことができます。

また、自然の恵みや共有することの重要性を学ぶ機会としても活用できます。特に水の大切さについて話題を広げると、環境教育にもつながります。