
【絵本】おにつばとうさん
内容説明
ある日突然、見えない存在になってしまったお父さん。彼が辿る運命とは…?
昔々、都からの帰路で百鬼夜行に遭遇したお父さん。鬼に唾をかけられたその瞬間、姿が消えてしまいます。透明人間となった彼は、元の姿に戻るために観音さまに祈り続けますが、ついに力尽きそうに。そのとき、不思議な声が響き渡ります。果たしてお父さんは無事に元に戻れるのでしょうか?『今昔物語集』に収められた物語を、ユーモアと迫力たっぷりに現代の子どもたちに届ける一冊です。
知育や教材で活用する際のポイント
この絵本は、「見えない存在」というテーマを通じて、存在意識や困難を乗り越える力を学ぶことができます。
子どもたちは、透明人間となったお父さんの姿を通して、目に見えないものの大切さや他者への思いやりを考えるきっかけを得られるでしょう。
また、昔話を現代風にアレンジしているため、歴史や文化への興味も育むことができます。読み聞かせや道徳の授業にぜひ活用してください。