【絵本】ふるさと60年

内容説明

一冊の絵本が映し出すのは、時代とともに変わりゆく町の姿と、そこに生きる人々の物語。その中に、ふるさとの温もりが重なります。

戦後の1946年から現在までを舞台に、ある町の移り変わりを描いた大型絵本です。建物や道路、乗り物、服装、遊びなど、時代ごとの暮らしが詳細に映し出される中、男の子と女の子の成長が物語の軸となります。赤ちゃんだった二人がやがて大人となり、家族を築き、さらに孫が生まれるまでの人生が描かれます。同時に、村が都市へと発展する過程や、戦後日本の歩みが丁寧に描写され、未来への希望も感じさせる内容です。家族やふるさと、自然の大切さを改めて考えるきっかけを与えてくれる一冊です。

知育や教材で活用する際のポイント

この絵本は、時代の移り変わりと人々の暮らしを丁寧に描いており、歴史や社会の変化を学ぶ教材として最適です。

子どもたちは建物や服装、遊びなどの違いを通じて、昔の暮らしを想像したり、現在との違いを考えることができます。また、家族のつながりやふるさとの大切さにも気づける内容です。

読み聞かせや授業では、時代ごとの描写を比較しながら話し合いをすることで、観察力や想像力を育むことができます。親子で共に読む時間もおすすめです。