
【絵本】ねてるの だあれ
内容説明
植物の殻や皮の中をそっと覗いてみると、眠っているかわいい「実の赤ちゃん」たちが顔を出します。
ほおずきやらっかせい、そら豆、みかん、くり……それぞれの皮や殻が大切に守る実たちが、まるでゆりかごやおくるみに包まれているかのよう。ページをめくるたびに「だあれ?」と問いかけられ、隠れていた実が愛らしい顔を覗かせます。美しく描かれたリアルな植物と、目が描かれた実の表情が、子どもたちの想像力をくすぐります。いないいないばあを楽しむように、何度も繰り返し見たくなる絵本です。
知育や教材で活用する際のポイント
この絵本は、植物の構造や特徴を楽しく学べる教材として活用できます。
殻や皮の中に隠れた「実の赤ちゃん」を見つける過程で、子どもたちの観察力や好奇心を育てます。また、「だあれ?」という問いかけは、コミュニケーション力や想像力を引き出すきっかけにもなります。
保育や授業では、実物の植物や果物と一緒に読むことで、実際の感触や香りを体験させるとより効果的です。