
【絵本】ちいさな き
内容説明
小さな木の芽に目を向けると、そこには大きな成長の物語が隠れています。
地面にしゃがんで見つけた、ほんの小さな赤ちゃんの木。周りの草に隠れてしまうくらい小さいけれど、やがて立派な木に育つその姿を思い描いてみてください。秋が来ると、お母さんの木と同じように赤や黄色に色づく赤ちゃんの木たち。赤く染まるのはかえで、黄色に輝くのはかばの木、そしてもみの木だけは親子そろって変わらない緑色。小さな命が季節とともに成長していく様子が、優しい目線で描かれています。
知育や教材で活用する際のポイント
この絵本は、自然の中にある命の営みを子どもたちに伝える絶好の教材です。
木の芽が成長する姿を通じて、生命の循環や季節の移り変わりを学ぶきっかけに。絵本を読みながら、実際に自然観察をして赤ちゃんの木を探す活動を組み合わせると、子どもたちの好奇心をさらに引き出せます。
また、親子やクラスで「成長」について話し合い、自分自身の成長に目を向ける機会にも活用できます。