【絵本】くんくん ふんふん

内容説明

庭や道で見つける匂いは、子犬ポンテにとって小さな冒険の始まり。くんくん、ふんふん、どこまでも。

小さな子犬ポンテは、日々の生活の中で鼻を使って世界を探検します。庭を歩き回りながら、ヘビの住処を見つけたり、ハリネズミに出会って思わず驚いたり。見つけた手袋を奪われてしょんぼりする場面もありますが、ポンテの冒険は止まりません。そして、彼がついに探し当てたのは、飼い主の匂いが染みついた靴下。ポンテの好奇心いっぱいの日常を通して、犬の無邪気で愛らしい姿が描かれています。スウェーデンのエヴァ・エリクソンによる繊細で温かみのある絵が、物語をより魅力的に引き立てます。

知育や教材で活用する際のポイント

この絵本は、子どもたちの好奇心や観察力を育む教材として最適です。ポンテの冒険を通じて、五感、とくに嗅覚に注目する大切さを教えられます。

例えば、読み聞かせの際に「どんな匂いがするかな？」と問いかけ、子どもたちの想像力を刺激するのもよいでしょう。また、自然や身の回りの物への興味を深める話題提供のきっかけにもなります。

さらに、エヴァ・エリクソンの温かみのある挿絵を通じて、感性を養い、物語の世界観に入り込む楽しさを味わうことができます。