
【絵本】木の実のけんか
内容説明
桜の花が咲き誇る山で繰り広げられる、果物たちの意地とユーモアが光る物語。笑いと驚きが詰まった一冊です。
タチバナ一族が見つけたのは、他よりも早く満開を迎えた桜。その美しさに魅了され、彼らは山でにぎやかに宴を開きます。しかし、それを快く思わないのが山の主である栗。抗議に向かった栗は、勢いづくタチバナたちに押され退散しますが、諦めません。木の実仲間を集めて反撃を決意し、桜のもとで大騒動が巻き起こります。果たして、この勝負の行方は?狂言をベースに果物たちの個性豊かなやり取りが描かれた、ユーモラスで美しい物語です。
知育や教材で活用する際のポイント
この絵本は、果物たちの個性豊かなやり取りを通じて、他者との違いを理解し、協力する大切さを学べる内容です。
物語の中で繰り広げられるユーモアと葛藤は、子どもたちに「譲る」「対話する」といった社会性を楽しみながら教えるきっかけになります。
また、狂言をベースにしているため、日本文化に触れる導入教材としても活用可能です。