【絵本】かえるをのんだ ととさん

内容説明

腹痛に悩むととさんが巻き起こす奇想天外な出来事に、笑いと驚きが詰まったお話です。

お腹が痛くなったととさんは、お寺の和尚さんに助けを求めます。和尚さんに「腹の虫を追い出すには蛙を飲むと良い」と言われ、ととさんはその言葉通りに蛙を飲み込みます。ところが、次々と蛙を飲み込んだ後も異変は収まらず、蛇や雉、最後には鬼までも飲み込む羽目に。和尚さんが節分の豆を使った機転を利かせると、ついにお腹の中の鬼が大慌てで逃げ出します。ユーモラスな展開と昔話の風情が味わえる一冊です。

知育や教材で活用する際のポイント

この絵本は、ユーモアたっぷりの物語を通じて、子どもたちの想像力や発想力を豊かに育む良い教材です。

「腹の虫」や「節分」など日本の伝統的な風習や言葉も登場するため、文化的な学びのきっかけにもなります。

また、ドタバタ劇の中で問題解決のプロセスを楽しく学べるので、道徳の時間や日常生活での知恵を教える際にも活用できます。