
【絵本】ごろんご ゆきだるま
内容説明
真っ白な雪の世界で、丸い形が転がり始めると物語が動き出します。どんな出来事が待っているのでしょう。
雪の積もった静かな地面に、白くて丸いものがコロコロと転がっていきます。次にもうひとつの白い玉が、ドスン、ドタンと弾むように加わり、やがてその上に重なります。こうして生まれたのは、元気いっぱいで好奇心旺盛な雪だるま。背景やキャラクターすべてが布で作られており、作者が自ら染め、手縫いで仕上げた温かみのある絵本です。
知育や教材で活用する際のポイント
この絵本は、雪だるまが生まれる過程を通して、「形」や「バランス」といった基本概念を学ぶのに最適です。丸い形が重なり合う様子は、子どもたちに観察力や創造力を育むきっかけを与えます。
また、手作りの布で描かれた絵には温かみがあり、感性を刺激します。質感や色合いについても話し合いながら読むと、五感を使った学びが広がります。
さらに、物語を読み終えた後は、実際に雪だるまを作ったり、粘土や紙で再現する活動を取り入れると、体験を通じた学びにつながります。