
【絵本】ふくろにいれられた おとこのこ
内容説明
小さな男の子が知恵と勇気を武器に、恐ろしいオニに立ち向かう冒険が描かれた物語です。
ピトシャン・ピトショが木に登って遊んでいると、袋を持ったオニに捕まってしまいます。袋の中で機転を利かせたピトシャン・ピトショは、ハサミを使って脱出し、代わりに石を詰めてオニを欺きます。その後、オニの家に先回りして屋根に隠れ、知恵と工夫でオニを打ち負かします。フランスの民話をもとにした、痛快で楽しい冒険を堀内誠一の鮮やかな絵が引き立てます。
知育や教材で活用する際のポイント
この絵本は、子どもたちに知恵や勇気の大切さを伝える教材として最適です。
主人公が困難を乗り越える過程は、問題解決力や発想力を育むきっかけになります。物語の中での「ハサミ」や「石」の使い方も、創意工夫を学ぶ良い例です。
読み聞かせでは、場面ごとに子どもたちへ「次はどうすると思う?」と問いかけ、考える力を引き出しましょう。冒険の結末が楽しいので、物語を通して達成感も味わえます。