【絵本】しろねこしろちゃん

内容説明

どんなに違って見えても、大切なものは変わらない――そんな温かさを感じる物語。

真っ黒な母猫から、3匹の黒い子猫と1匹の白い子猫が生まれました。白猫のしろちゃんは、兄妹たちと遊びながらも、自分だけが違う色であることに気付き、次第にそのことが気がかりになっていきます。やがて、自分は家族の中で特別すぎるのではないかと悩んだしろちゃんは、思い切って家を飛び出します。けれども、旅の中で大切な何かに気付き、やがて家族の元へと戻ることに。揺れ動く子どもの心情と、家族の温もりが優しく描かれた絵本です。

知育や教材で活用する際のポイント

この絵本は、子どもたちに「自分らしさ」と「家族の温かさ」を感じさせる素晴らしい教材です。

白猫のしろちゃんの心情を通じて、見た目や違いに悩む気持ちを共感的に学ぶことができます。また、家族や周囲の愛情が変わらないことを実感できるため、自己肯定感を育むきっかけになります。

読み聞かせ後、子どもたちに「自分が特別だと思うところ」や「家族の好きなところ」を話し合う時間を設けると、自己表現や他者理解の練習にもつながります。