
【絵本】どろだんご
内容説明
泥と遊ぶ楽しさ、その手の中で生まれる小さな「宝物」。子どもたちの心をくすぐる物語が始まります。
子どもたちが泥を掘り起こし、水を混ぜてぐるぐるかき回すところから物語は展開します。泥のスープやクッキーを作って遊びつくしたあとは、次なる挑戦へ。固くてつややかな泥だんごを作るために、泥の塊に砂をまぶし、何度も手のひらで握りしめます。やがて完成した泥だんごは、それぞれの手の中で特別な形と輝きを放ちます。重みを感じる鉄のボールのようだったり、小鳥の卵のようにかわいらしかったり。それぞれの思いが詰まった、世界にただひとつの泥だんごです。
知育や教材で活用する際のポイント
この絵本は、子どもたちが自然と触れ合い、創造力を育むきっかけを与えてくれます。
泥遊びは「感触遊び」として、手先の発達や感覚の刺激に効果的です。泥だんご作りを通じて、集中力や探究心も育まれます。
また、完成した泥だんごの「特別さ」を感じることで、自分の努力や工夫を肯定的に捉える心を養えます。子どもたちの成長を見守る教材としてぜひ活用してください。