
【絵本】おにより つよい おれまーい
内容説明
おによりも強い少年が、力と勇気で運命を切り開いていく物語。
生まれてすぐに這い、数日で歩き出した「おれまーい」は、日に日に大きく育ち、村一番の腕力を持つ乱暴な子どもになりました。彼の力を恐れた村人たちは、彼を鬼の住む島へ置き去りにします。しかし、鬼たちもおれまーいの敵ではありませんでした。鬼を倒し、船を手に入れた彼は、自らの力を証明し、再び村へ戻るのでした。これは土方久功が収集したサトワヌ島の昔話をもとに描かれた物語です。
知育や教材で活用する際のポイント
この絵本は、力や勇気を通じて自己を信じる大切さを教えてくれます。
子どもたちに「自分の強みを活かして困難を乗り越える姿勢」を伝える教材として活用できます。また、村人や鬼との関わりを通じて、他者との関係性や自分の行動が周囲に与える影響について考えるきっかけを与えます。
読み聞かせ後に「自分の得意なことは何?」や「困難を乗り越えた経験は?」などの質問をすることで、子どもたちの自己理解や表現力を育むことができます。