
【絵本】もどってきたガバタばん
内容説明
大切なものを手放しても、別の喜びが待っている。そんな人生の巡り合わせを感じさせる心温まる物語。
男の子は父親が作った特別なガバタ盤を大切にしていました。それをどんな時も持ち歩いていた彼ですが、ある日、火を熾そうとしていた人たちにその盤を燃やされてしまいます。代わりにもらったナイフも別の場面で壊れてしまい、さらに槍と交換へ。次々と物を手放し、新しいものと出会う中で、男の子が最後に手にしたものとは?エチオピアの土地で繰り広げられる、ユーモアと驚きに満ちた物語です。
知育や教材で活用する際のポイント
この絵本は「手放すことの大切さ」と「新しい出会いの喜び」を教えてくれる物語です。子どもたちに物への執着心を和らげ、柔軟な考え方を育むのに役立ちます。
読み聞かせでは、男の子の気持ちに寄り添いながら「もし自分だったらどう思う?」と問いかけることで、共感力や想像力を鍛えられます。
また、エチオピアの文化背景を紹介することで、多様な価値観を学ぶきっかけにもなります。物語を通じて、前向きな心や創造性を育みましょう。