
【絵本】マリアとコンドル
内容説明
リャマの群れを見守る少女マリアに、ある日不思議な出来事が訪れます。大空を舞うコンドルが導く物語の行方とは──。
草原でリャマを世話していたマリアの前に、黒い服と白いマフラーを身につけた青年が現れます。彼に誘われ背中に乗ると、マリアは崖の上へと運ばれます。そこで青年がコンドルに姿を変え、マリアに嫁になるよう求めます。悲しむマリアを救ったのは、機転を利かせたカエルの知恵でした。アンデス地方の民話をもとに、ペルーの画家が映像のように美しい世界を描き出します。
知育や教材で活用する際のポイント
この絵本は、アンデス地方の民話をもとにした物語で、異文化理解を深める教材として最適です。ペルーの美しい自然や風習が描かれ、子どもたちに新しい世界を紹介します。
また、コンドルやリャマ、カエルといった動物たちが登場し、想像力を刺激する内容です。物語の展開を通じて、機転や知恵の大切さも学べます。
読み聞かせでは自然や文化、登場人物の感情について話し合うことで、コミュニケーションや考える力を育む機会になります。