
【絵本】へんな おにぎり
内容説明
空に広がる雲が、次々と不思議な姿に変わり、読者を奇妙な旅へと誘います。
ある日、遠くの地平線から、手の形をした雲がふわふわと湧き上がります。その雲は山を通り過ぎると、山をなんと大きなおにぎりにしてしまいました。けれど、それは山なので誰も食べることはできません。次に街へ向かうと、ビルまでもがおにぎりに変えられてしまいますが、やっぱり食べられません。そして、とうとうお母さんまでもが不思議な力でおにぎりにされてしまい……。長新太が描く、奇妙でナンセンスな世界に引き込まれる一冊です。
知育や教材で活用する際のポイント
この絵本は、子どもたちの想像力を育む絶好の教材です。不思議な雲やおにぎりに変わる山やビルといったナンセンスな展開は、自由な発想を促します。
読み聞かせでは、絵を見ながら「次は何が変わるかな?」と問いかけることで観察力や推理力を鍛えられます。また、物語の中で「もし自分だったらどうする?」と問いかけることで、子どもたちの自己表現を引き出しましょう。
さらに、絵本に登場するユニークな世界観は、子どもたちに「普通とは違う面白さ」を伝える良い機会になります。