
【絵本】にぎりめしごろごろ
内容説明
山で転がるおにぎりが、思いがけない物語の扉を開きます。正直さと欲張りの行方を描く昔話。
山で木を切るじいさまが落としたおにぎりが、転がり落ちて地蔵さまの前に到着します。地蔵さまにおにぎりを差し出すと、お堂の天井に隠れるよう勧められます。夜が更けると、鬼たちが宴を始めました。じいさまが鶏の鳴きまねをすると鬼たちは慌てて逃げ出します。じいさまの話を聞いた隣人が真似をしますが、欲張りな行動が思わぬ結果を招きます。正直者と欲深者の対照が、教訓的に描かれた一冊です。
知育や教材で活用する際のポイント
この絵本は、正直さと欲張りの対比を通じて、子どもたちに道徳観を育むのに最適です。
物語を読み聞かせる際には、じいさまの行動や隣人の行動を丁寧に説明し、それぞれの選択がどのような結果をもたらしたかを話し合うと良いでしょう。
また、鬼や地蔵さまの登場が物語を楽しく彩るため、絵本の絵を見ながら感想を聞いたり、キャラクターごっこ遊びを取り入れると、さらに理解が深まります。