
【絵本】とんとん とめてくださいな
内容説明
迷子になった夜、ドアを開けるたびに広がる不思議な世界。それぞれの思いが交差する、心温まる物語。
ハイキング帰りに道を見失った3匹のねずみたちは、途方に暮れる中で小さな家を見つけます。泊めてもらおうとドアを叩きますが、家の中は静まり返ったまま。やがて他の動物たちもうさぎやたぬきがやってきて、次第ににぎやかになります。しかし、最後に現れたのは大きな黒い影。一同が息を飲む中、思いがけない展開が待っています。少しドキドキしながらも、最後には心がほっとするような優しいお話です。
知育や教材で活用する際のポイント
この絵本は、迷子のねずみたちが出会う不思議な出来事を通じて「助け合い」や「思いやり」の大切さを学べる作品です。
読み聞かせでは、登場する動物たちの行動や気持ちに注目し、子どもたちと一緒に「自分ならどうする?」と考える時間を作ると良いでしょう。
また、物語に登場する「ドキドキ」と「ほっとする」感情の変化を楽しむことで、感受性を育むきっかけにもなります。