
【絵本】にゅーっ するするする
内容説明
地面から伸びる不思議な手が、次々と何かを引き込んでいく―その先にあるのは、想像をかきたてる少し不気味な世界です。
突然、地面から手が「にゅーっ」と現れ、自動車を「するする」と土の中へ引きずり込みます。その後も、ネコや飛行機など、いろいろなものがこの手によって次々と地面の中に消えていきます。謎めいた手の正体や最後に何をするのかは、ページをめくるたびに広がる空想の世界で明らかに。ナンセンス絵本の名手・長新太さんが描く、子どもたちの想像力を刺激するユニークで少し怖い物語です。
知育や教材で活用する際のポイント
この絵本は、子どもたちの「想像力」を育む絶好の教材です。地面から伸びる手が引き起こす不思議な出来事は、読み進めるたびに好奇心をかき立てます。
一緒に「次は何が起こるのだろう?」と問いかけたり、手の正体を予想したりすることで、観察力や推理力も養えます。
また、少し不気味な雰囲気は感情体験の幅を広げ、物語の多様性を楽しむ力を育てます。読み聞かせや創作活動に活用してみてください。