【絵本】ペカンの木 のぼったよ

内容説明

病気で自由に体を動かせず、言葉も出せないりんちゃん。それでも、みんなと一緒なら新しい景色が見えるかもしれません。

りんちゃんは幼稚園のみんなと仲良く過ごしています。ある日、親友のみっちゃんが「ねこざぶとん」を見た話を聞き、みんなは興味津々に。それを確かめようとペカンの木に登ることにしました。りんちゃんも登りたい気持ちを表しますが、一人では難しい状況。そこで子どもたちはどうすればりんちゃんも木登りができるかを考え、協力していきます。障碍を抱える子どもたちも共感しながら読める、優しさと工夫が込められた物語です。

知育や教材で活用する際のポイント

この絵本は、障碍を抱える子どもたちへの理解や共感を深める教材として最適です。

りんちゃんが抱える困難や、友達と協力してそれを乗り越える姿から、子どもたちに「思いやり」や「工夫する力」の大切さを学ばせることができます。

また、子どもたちが自分自身の考えを言葉にするきっかけとして、感想や意見を話し合う場を設けることで、コミュニケーション力の育成にもつながります。