
【絵本】いちごばたけの ちいさなおばあさん
内容説明
春の訪れを待ついちご畑で、小さなおばあさんが織りなす、不思議で温かな物語。
いちご畑の土の中に暮らす小さなおばあさん。彼女の大切な仕事は、いちごの実を美しい赤色に染めることです。ある年、春が訪れる前から暖かな日差しが差し込み、花が咲き始めたため、おばあさんは大忙し。地下深くから水を汲み、お日さまの光と混ぜ合わせ、石の粉を加えて赤い染料を作り、いちごを丹念に染めていきます。しかし、突然雪が舞い降りてきて……。自然の営みとちょっと不思議な世界が心に響く、ファンタジックな絵本です。
知育や教材で活用する際のポイント
この絵本は、自然のサイクルや季節の変化をテーマにしており、子どもたちに自然の大切さや美しさを伝える教材として活用できます。
いちごを赤く染めるおばあさんの仕事を通じて、「働くこと」や「役割」の意義を学ぶきっかけにもなります。また、不思議な物語が子どもの想像力や感受性を刺激します。
読み聞かせ後に、いちごや季節について話し合ったり、実際にいちごを観察する活動を取り入れると、より深い学びが得られるでしょう。