
【絵本】すばらしいとき
内容説明
春の気配が漂う朝、霧の中から聞こえる自然のささやきが、心をそっと包みます。少女たちのひと夏の冒険が、島の風景とともに描かれます。
薄い霧が立ち込める早春の朝、海辺の森ではシダが芽吹く音が耳に届きます。やがて霧が晴れ、海面が光を浴びて輝くころ、鳥たちはさえずり、ミツバチが飛び交います。夏になると、姉妹はイルカが跳ねる海をヨットで巡り、潮が引いた砂浜で流木や石を使って遊びます。夜には星空の下、ボートに揺られながら静かな時間を過ごします。北東部の小さな島での自然豊かな日々を通じて、少女たちが光や音、風を感じながら自然の魅力に触れるひとときを描いています。
知育や教材で活用する際のポイント
この絵本は、四季折々の自然の美しさや音、光、風を感じる感受性を育む教材として活用できます。
春の霧や夏の海など、描かれる風景は子どもたちに自然への興味を引き出すきっかけになります。読み聞かせを通じて、視覚や聴覚を刺激し、感性を豊かに育てることができるでしょう。
また、物語に出てくる自然の音や光景を子どもたちと一緒に実際に体験する場を設けることで、学びを深めることができます。