
【絵本】おつきさまこんばんは
内容説明
夜空に浮かぶまん丸のお月さまが、やさしく語りかけてくれるようなひとときを描いた絵本です。
穏やかな夜、屋根の上に寝そべるネコが見上げる空には、やがて金色に輝くお月さまが顔を出します。「こんばんは」と語りかけるようなその姿に心が和みます。しかし、黒い雲がやってきてお月さまを隠してしまいます。少しの間雲が通り過ぎた後、再び現れたお月さまはほほえみを浮かべ、また「こんばんは」とあいさつ。お月さまの表情は、見る人の心を温かく包み込むようです。静かな夜の情景が美しく描かれた一冊です。
知育や教材で活用する際のポイント
この絵本は、子どもたちに自然や夜空の美しさを感じてもらうのに最適です。
読み聞かせを通じて、穏やかな夜の情景やお月さまの変化を観察し、感受性や想像力を育むことができます。特に「こんばんは」というお月さまの優しいあいさつは、心の温かさや思いやりを伝えるきっかけになります。
また、黒い雲が通り過ぎる場面では、困難も乗り越えればまた笑顔が戻るという前向きなメッセージを話し合う時間を作るのも良いでしょう。