
【絵本】はたらきもののじょせつしゃ けいてぃー
内容説明
大雪がすべてを止める中、けいてぃーは静かに動き出し、街に希望をもたらします。この絵本は、小さな力が大きな役割を果たす瞬間を描いています。
赤いキャタピラー付きのトラクター、けいてぃーは、除雪機を装備して雪を片付けるのが得意。しかし雪が少ないときは、仕事の出番をじっと待つ日々が続きます。ところがある日、街は記録的な大雪に見舞われ、雪かきトラックは次々と動けなくなります。学校やお店が閉まり、病院や消防署も困る中、けいてぃーは困難に立ち向かい、雪を力強くかき分けて進みます。その頼もしい活躍により、街の人々は大きな助けを受け、けいてぃーの存在が輝きを放ちます。
知育や教材で活用する際のポイント
この絵本は、子どもたちに「小さな力でも大きな役割を果たせる」ことを伝える良い教材です。
けいてぃーの活躍を通じて、困難に立ち向かう勇気や、周囲を助ける大切さを学べます。読み聞かせの際には、けいてぃーの気持ちに注目し、子どもたちと一緒に「自分ならどうする?」と考える時間を作ると良いでしょう。
また、大雪や除雪作業の仕組みについて話すことで、自然や社会の仕組みへの関心を育てるきっかけにもなります。