
【絵本】こいぬの くんくん
内容説明
子犬のくんくんは、においの力で人を助ける冒険に出かけます。その小さな鼻が導き出した結末とは——。
くんくんは、においを追いかけるのが得意な子犬です。ある日、外で「娘がいなくなった」と泣いている女性に出会います。くんくんは手がかりを求めて動物たちに聞いて回りますが、誰も知らないと言います。それでも鼻を頼りに進むと、泣いている女の子を見つけました。くんくんは女の子を背中に乗せ、無事にお母さんのところへ連れて帰ります。
知育や教材で活用する際のポイント
この絵本は、子どもたちに「助け合い」や「観察力」の大切さを伝える教材として活用できます。
くんくんの冒険を通じて、困っている人に気づく力や行動する勇気を学べます。また、においや手がかりを追う過程は論理的思考や探究心を育むきっかけになります。
読み聞かせでは「くんくんはなぜ女の子を見つけられたのかな?」と問いかけ、子どもたちと考える時間を設けると、より深い学びを促せるでしょう。