【絵本】３びきのくま

内容説明

森の中、小さな家で出会うのは、思いがけない訪問者と住人の物語。女の子が見つけた家には何が待っているのでしょうか。

迷子になった女の子は森の奥で一軒の家を発見します。家の中には3つの大きさの違うお椀やベッドが並んでいて、彼女はその中から小さなお椀のスープを飲み、小さなベッドで眠りに就きます。しかし、その家はお父さんぐま、お母さんぐま、子どものくまの3匹が住む家でした。散歩から帰ってきたくまたちは、家の中の様子が変わっていることに気づきます。そして、寝室で眠る女の子を発見し……。くまたちと女の子が織りなす、不思議で温かみのある物語です。

知育や教材で活用する際のポイント

この絵本は、物語を通じて「他人のものを勝手に使わない」「相手の気持ちを考える」など、子どもたちに大切な社会性を自然に伝える教材として活用できます。

読み聞かせの際には、女の子の行動に注目し、「なぜくまたちは驚いているのかな？」と問いかけることで、子どもたちの考える力を育むことができます。

また、3匹のくまの異なる視点に触れることで、他者を理解する心を養う機会にもなります。