
【絵本】よるが やってくる
内容説明
夜の静けさの中で、子どもの心に広がる不思議な気配。その先にあるものは何だろう。
今日から一人で眠ることに挑戦する少年。でも、部屋が暗くなると、どこからともなく感じる何かの存在。いないはずだと自分に言い聞かせながらも、心の奥に広がる不安は消えません。それでも目を閉じて眠ろうとする彼のもとに、夜の気配がそっと訪れます。子ども時代の夜の記憶を鮮やかによみがえらせる物語です。
知育や教材で活用する際のポイント
この絵本は「一人で眠る」という子どもにとって大きな挑戦をやさしく描いています。
子育てや教育現場で活用する際には、子どもが不安を感じたときの心の動きを一緒に考えるきっかけに。暗闇や未知への恐れは誰にでもあるものだと伝え、共感することで安心感を与えられます。
また、読後に「怖いときはどうする?」など具体的な対処法を話し合うと、子どもたちの心の成長を促せるでしょう。