
【絵本】きつねやまのよめいり
内容説明
きつねたちの静かな暮らしに、時代の波が押し寄せます。彼女たちの行く先にはどんな未来が待っているのでしょうか。
きつね山には五匹の娘ぎつねが住んでおり、それぞれの順番で嫁いでいきます。しかし、彼女たちが通る山道は、人間の手による開発が進み、高速道路やスキー場に姿を変えていきます。自然が失われていく中で、居場所を失いつつあるきつねたちの姿を、繊細で美しいタッチで描いた物語です。
知育や教材で活用する際のポイント
この絵本は、自然と共生することの大切さを考えるきっかけを与えてくれます。
子どもたちと一緒に自然環境の変化や人間の開発について話し合う場として活用しましょう。
また、きつねたちの視点を通じて「自分たちの生活が他者にどんな影響を与えるのか」を想像する力を養う教材にもなります。
美しいイラストと物語が、感性や自然への関心を深める助けとなるでしょう。