
【絵本】すーちゃんとねこ
内容説明
すーちゃんとねこの間で起こった小さな出来事が、大きな教訓を与えてくれる物語です。
木の上から風船を見つけたねこは、それを取るために一生懸命登っていきます。でも、せっかく取ってきた風船をすーちゃんが横取りしてしまい、自分の家に持ち帰ってしまうのです。ねこは外でじっと待ちながら、風船を見つめ続けます。この絵本は、身近な「いじわる」がテーマとなり、相手の気持ちを考える大切さについてそっと教えてくれます。
知育や教材で活用する際のポイント
この絵本は、子どもたちが身近な「いじわる」を通じて、他者の気持ちに気づく練習をする良い教材です。
読み聞かせの際には、風船を取ったねこの気持ちや、すーちゃんが横取りした理由を一緒に考えると効果的です。また、ねこが待つ間どんな気持ちだったかを話し合うことで、共感力が育ちます。
道徳の時間や家庭でのしつけの一環として、優しさと思いやりの重要性を伝えるきっかけに活用できます。