
【絵本】まめまき!まめまき!
内容説明
節分の日、豆まきの声が響く中、家族の間で思いがけない出会いが待っています。
たろうくんの家では、家族みんなで元気よく豆まきをしていました。鬼が入ってこないようにと張り切る中、窓の外から現れたのはなんと子どもの鬼。でも、その鬼は「うえ~ん!」と泣いていて…。家族と小さな鬼が織りなす、心温まる節分のお話です。西村敏雄が手がける、季節を楽しむ絵本シリーズのひとつです。
知育や教材で活用する際のポイント
この絵本は、節分という日本の伝統行事を題材にしながら、思いやりや共感について子どもたちに教える絶好の教材です。
物語を通じて、鬼をただ恐れる存在として描くだけでなく、泣いている小さな鬼に対する優しさや家族の温かさを感じることができます。読み聞かせの後、子どもたちと「鬼の気持ち」や「どうして泣いていたのか」を話し合うことで、感受性やコミュニケーション力を育むきっかけとなります。
さらに、豆まきの意味や節分の由来を説明する際にも役立つため、行事をより深く理解させる教材としておすすめです。