
【絵本】からっぽのにくまん
内容説明
空っぽの自分を満たすため、にくまんは冒険の旅に出ます。そこに待っていたのは、思いもよらない出会いでした。
中身を入れ忘れられたにくまんは、自分の中身を探しに町中をさまよいます。ピザ屋さんでチーズ、和菓子屋さんであんこ、カレー屋さんでルウ……どこを訪ねても見つかりません。空腹でしぼんでしまいそうな彼が最後にたどり着いた場所で、思いがけない結末が待っています。小さなにくまんが繰り広げる、心温まる旅の物語です。
知育や教材で活用する際のポイント
この絵本は、自己探求や個性をテーマにしているため、子どもたちに「自分らしさ」を考えさせるきっかけとなります。
にくまんが自分に合う中身を探し求める姿は、子どもたちに「試行錯誤」の大切さを教えてくれます。また、物語を通じて、多様性や他者との関わりについても学べる内容です。
読み聞かせでは、にくまんの気持ちに寄り添いながら、「自分なら何を中身にする?」と問いかけると、創造力や表現力を引き出せるでしょう。