
【絵本】ムーム
内容説明
本当に大切なものは、失うとき初めてその意味を知るのかもしれない。
湖のほとりで、ぼくは不思議な存在・ムームと出会う。湖に捨てられたガラクタには、それぞれ持ち主の思い出が詰まっていた。ムームはそれを引き出し、悲しい気持ちを空へと返してくれる。やがて、泣いてばかりのルミンとムームが出会い、幸せな日々が始まる。しかし、幸せと悲しみは時にとても似ていて……。
知育や教材で活用する際のポイント
この絵本は、「大切なもの」に気づくことの重要性を伝えてくれます。子どもたちと一緒に、身の回りの大切な存在について考えるきっかけにしましょう。
ムームがガラクタから思い出を引き出す場面では、物に込められた感情や思い出について話し合うと効果的です。子どもたちに、自分の大切なものやその理由を語らせてみてください。
また、失うことの意味や、悲しみをどう受け入れていくかを学ぶ場としても活用できます。感情の表現や共有の大切さを教える教材として最適です。