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BOOK

【絵本】にげてさがして

タイトル 【絵本】にげてさがして
著者
出版年月日 2025/02
判型 A5変型判
ページ数 48ページ
出版社
対象年齢
ISBN 9784591185230

内容説明

「この世界には、ひどい人もいれば、やさしい人もいる。そのどちらも、本当のこと。」 私たちのまわりにはさまざまな人がいて、それぞれに異なる感情や言葉をもっています。しかし、自分だけの大切な想いや考えが、いつの間にか「みんな」という大きな波に飲み込まれ、自分を見失ってしまうこともあります。

「逃げちゃダメだ」と言われがちな世の中ですが、本当にどうするかを決めるのは自分自身。その選択は、誰かに押し付けられるものではありません。逃げることを否定するばかりでなく、「逃げることで新しい道を見つける」ことも選択肢の一つではないでしょうか。

この絵本には、そんな著者の想いが込められています。にげて、さがして、動きつづけた先には、一人ひとりの物語が待っています。この絵本のラストは、あなた自身の物語へとつながっていきます。

知育や教材で活用する際のポイント

この絵本は、現代を生きる子どもたちにとって重要な「自己肯定感」や「選択の自由」について考えるきっかけを与えてくれる一冊です。子どもたちは日々、友達や大人との関わりの中で、さまざまな感情や意見に触れます。その中で「みんなと同じでなければならない」というプレッシャーを感じることも少なくありません。この絵本は、そんな環境の中で自分の気持ちを大切にし、自分だけの選択をする勇気や視点を教えてくれます。

特に「逃げることも新しい道を見つける手段」というメッセージは、子どもたちが困難に直面したときに「逃げる=悪いこと」という固定観念を覆し、柔軟な考え方を育む助けになります。親や先生がこの絵本を読み聞かせる際には、登場人物の選択に対して「君ならどうする?」と子どもたちに問いかけてみると良いでしょう。そうすることで、子どもたちは自分の気持ちや考えを言葉にする練習ができ、自己表現力や思考力が養われます。

また、絵本のラストが「あなた自身の物語へとつながる」という点も、この本を教材として活用する魅力です。読み終えたあと、子どもたちに自分だけの物語を作ってもらう活動をするのもおすすめです。物語作りは想像力を引き出すだけでなく、自分の気持ちや価値観を見つめ直す良い機会にもなります。この絵本を通して、子どもたちが「自分らしさ」を見つけ、前向きに生きる力を育むサポートをしていきましょう。