
【絵本】それいけ!ぼくのなまえ
内容説明
ぼくは、自分の名前を書くのがとても好き。名前を書けば、それはぼくのものになるんだ。名前がついたものは、ぜんぶぼくのものなんだよ。
でも、ぼくが名前を書く場所はそれだけじゃない。ぼくにとって、とても大切なところにも名前を書いちゃうんだ。名前を書くたびに、なんだか嬉しくなる。
自分の名前を描く楽しさがいっぱい詰まった物語。ぼくの名前がどんなふうに広がっていくか、ちょっとわくわくしてこない?
知育や教材で活用する際のポイント
この絵本は、自分の名前を書くことを通じて自己表現や自己肯定感を育む素晴らしい教材です。主人公が名前を書くことに喜びを感じる姿は、子どもたちにとっても共感しやすく、自分の名前への愛着や大切さを自然に学ぶきっかけとなります。名前は自分を象徴する特別なものです。この絵本を読み聞かせることで、子どもたちは「自分だけのもの」を意識し、自分自身を認める感覚を育むことができるでしょう。
また、名前を書くことは、ひらがなの練習や運筆力を身につける第一歩にもつながります。物語の中での「名前を書く楽しさ」が描かれているため、学びの入り口として興味を引き出すのに適しています。特に、字を書くことに苦手意識を持つ子どもにとっても、この絵本を通じて「書くことは楽しい」と思えるかもしれません。
さらに、名前をいろいろな場所に書くというストーリーは、創造性や自由な発想を伸ばす教材としても活用できます。「自分の名前をどんなふうに表現したいか?」と子どもたちに問いかけたり、実際に絵や紙に名前を描いてみる活動を取り入れると、より楽しんで取り組めるでしょう。読み聞かせと簡単なアクティビティを組み合わせることで、子どもたちの感性や学びをさらに深めることができます。