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BOOK

【絵本】なっちゃんときげんのわるいおおかみ

タイトル 【絵本】なっちゃんときげんのわるいおおかみ
著者 ,
出版年月日 2011/05
判型 その他
ページ数 32ページ
出版社
対象年齢 ,,
ISBN 9784591124291

内容説明

なっちゃんは風邪をひいてしまい、お母さんとお姉ちゃんと一緒に楽しみにしていた遠足に行けなくなります。そのせいで、なっちゃんはすっかりご機嫌ななめです。

そんななっちゃんの前に、なんとも不思議で変わったオオカミが突然現れます。なっちゃんとオオカミの間で繰り広げられる、少しハラハラする出来事の数々。

でも最後には、なっちゃんの顔に思わず笑顔が広がる素敵なエンディングが待っています。ちょっぴりドキドキ、そしてほっこりする心温まるお話です。

知育や教材で活用する際のポイント

この絵本は、子どもが日常生活で感じる「がっかりする気持ち」や「思い通りにならない体験」をテーマにしており、感情教育の教材として非常に役立ちます。主人公のなっちゃんが風邪で遠足に行けなくなり、不機嫌になってしまう場面は、子どもが共感しやすい状況です。この場面を通じて、子どもたちに「自分の気持ちを認識する」きっかけを提供できます。

また、なっちゃんとオオカミのやりとりは、物語を楽しむ中で「想像力」や「問題解決力」を育む要素が詰まっています。オオカミとの少しスリルのある出来事は、子どもたちの好奇心を刺激しつつ、困難な状況にどう対処するかを考えるヒントとなるでしょう。同時に、最後に笑顔で終わるエンディングは、子どもたちに「困ったことがあっても最後には笑顔になれる」というポジティブなメッセージを伝えます。

保育や教育の現場では、読み聞かせを通じて「感情の共有」や「他者との関わり方」を学ばせることができます。読後には「なっちゃんならどうすればもっと楽しかったかな?」や「オオカミに会ったらどうする?」といった質問を投げかけ、子どもたちの意見を聞く時間を設けると、より深い学びにつながります。この絵本は、成長過程の重要なテーマを優しく伝える一冊です。