
【絵本】ちいさないっぽ いっぽくんのごめんね
内容説明
いっぽくんは、れおくんとケンカをしてしまいました。
でも、おたがいに「ごめんね」と言いたい気持ちがあっても、なかなかその一言が言えません。
お互いの心の中で、どんな思いが生まれているのでしょうか。そして、二人は仲直りできるのでしょうか。
知育や教材で活用する際のポイント
この絵本は、子どもたちが「仲直り」や「謝る」という行動を学ぶための優れた教材となります。いっぽくんとれおくんがケンカをしてしまった状況は、幼い子どもたちにも身近で共感しやすいテーマです。絵本を通じて、子どもたちは「ごめんね」と言いたいのに言えない気持ちや、相手を思いやる心の動きについて考えるきっかけを得ることができます。
この絵本を活用する際は、まず読み聞かせの後に、登場人物の気持ちを一緒に考える時間を設けるのがおすすめです。「いっぽくんはどんな気持ちだったかな?」「れおくんはどうして謝りづらかったんだろう?」といった問いかけをすることで、子どもたちが自分の心情や他者の感情に気付く力を養えます。
また、子どもたちが実際に謝ったり、仲直りをする場面を想像しやすいように、日常生活の中で似たような状況を例に出すのも効果的です。さらに、先生や親自身が「ごめんね」や「ありがとう」といった言葉を積極的に使うことで、子どもたちにとってモデルとなる行動を見せることができます。この絵本は、感情表現の重要性や、友だちとの関係を大切にする心を育むための素晴らしいサポートツールです。