
【絵本】テントとおともだち
タイトル | 【絵本】テントとおともだち |
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著者 | グスティ,しまむら かよ,リカルド・アルカンターラ |
出版年月日 | 2002/02 |
判型 | A4変型判 |
ページ数 | 25ページ |
出版社 | ポプラ社 |
対象年齢 | |
ISBN | 9784591071779 |
内容説明
子いぬのテントは、ある日、子ねこと出会い、仲良くなります。ふたりは楽しく遊び始めますが、まわりのいぬたちから「ねこと遊ぶなんておかしい」と言われてしまいます。
それでもテントは、自分の心に正直に行動し、子ねことの特別な友情を大切にします。この物語は、違いを乗り越えて友情を築くことの素晴らしさを描いた、心温まる一冊です。
知育や教材で活用する際のポイント
この絵本は、子どもたちに「違いを受け入れることの大切さ」と「友情の尊さ」を自然に学ばせることができる教材として活用できます。例えば、物語を読み聞かせた後で、登場人物たちの行動について子どもたちと一緒に考える時間を設けると良いでしょう。「どうしてテントは子ねこと仲良くしたかったのかな?」や「もし自分がテントの立場だったらどうする?」といった問いかけを通じて、相手を理解し、自分の気持ちに正直に行動することの意義について話し合うことができます。
また、「違いを持つ友だちと仲良くすること」についての具体例を子どもたちに挙げてもらうアクティビティもおすすめです。実生活での体験を振り返ることで、物語のテーマを自分ごととして捉える力が育まれます。さらに、絵本の中でテントが他の犬たちの意見に惑わされず、自分の心に正直に行動した場面を使い、「自分の意見を持つことの大切さ」について考える機会を提供するのも良いでしょう。
この絵本を通じて、違いを超えて築かれる友情の美しさや、固定観念にとらわれず行動する勇気について学ぶことができます。親子で一緒に読む時間や、クラスでのディスカッションの時間にぜひ取り入れてみてください。