
【絵本】子うさぎましろのお話
内容説明
子うさぎのましろは、サンタクロースからもらったお菓子をひとりで全部食べてしまいました。けれど、そのお菓子がとてもおいしかったので、どうしてもまた食べたくなってしまいます。
そこで、ましろはもう一度お菓子をもらおうとサンタクロースのもとへ向かうのですが……。
知育や教材で活用する際のポイント
この絵本は、子どもたちに「欲望」と「自制心」という重要なテーマを楽しく学ばせる教材として活用できます。子うさぎのましろがサンタクロースからもらったお菓子を一人占めしてしまう姿は、子どもたちにとって共感しやすく、自分の行動を振り返るきっかけになります。また、「もっと食べたい!」という気持ちを抱えながらも行動を起こすましろの姿は、物事を解決するための過程や結果を考える力を育むのに役立ちます。
親や先生が読み聞かせをする際には、ましろの行動や気持ちについて子どもと一緒に話し合う時間を設けると効果的です。「どうしてましろは全部食べてしまったのかな?」「自分だったらどうする?」といった質問を投げかけることで、子どもたちの思考力や感情の理解を深められます。また、物語の最後に触れて「ましろはどう感じたかな?」と問いかけることで、物語の教訓を自然と子どもたちに伝えることができます。
さらに、この絵本は「我慢することの大切さ」や「他者への思いやり」といった社会性を育む教材としても活用できます。保育園や小学校のクラスで読み聞かせた後に、みんなでお菓子を分け合う活動を取り入れると、絵本の内容を実体験として深く学ぶ良い機会となるでしょう。