
【絵本】おおゆきくまちゃん
タイトル | 【絵本】おおゆきくまちゃん |
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著者 | シャーリー・パレントー,デイヴィッド・ウォーカー,福本友美子 |
出版年月日 | 2016/10/31 |
判型 | その他・規格外 |
ページ数 | 32ページ |
出版社 | 岩崎書店 |
対象年齢 | 3歳,4歳 |
ISBN | 9784265851010 |
内容説明
大雪の日、みんなでそり遊びを楽しむことにしました。赤いそりはとても素敵ですが、ふたりずつしか乗れないので、全員で一緒に遊ぶのは少し難しそうです。
そこで、ちゃいくまちゃんが「みんなで楽しむ方法」を考えます。一体どんなアイデアが飛び出すのでしょうか?
心温まる人気シリーズ「くまちゃん」の最新作です。読んだらきっと、大雪の日がもっと好きになるかもしれません!
知育や教材で活用する際のポイント
この絵本は、限られた資源や状況の中で、みんなが一緒に楽しむ方法を考えるという大切なテーマを含んでいます。子どもたちに「協力」や「工夫」の大切さを自然に伝える教材として非常に効果的です。たとえば、読み聞かせの際に「もし自分だったらどうする?」と問いかけることで、子どもたちが自分のアイデアを考えるきっかけを作ることができます。
また、赤いそりにふたりしか乗れないという制約は、現実でもよくある「限られたものをどう分け合うか」という問題に通じます。こうした状況を通じて、順番を守ることや思いやりを持つことの重要性を学ぶ機会を作れます。保育園や幼稚園では、グループ活動でこの絵本の内容を再現したり、遊びに取り入れることで、子どもたちが実際に協力の楽しさを体験できるでしょう。
さらに、ちゃいくまちゃんが考えた「みんなで楽しむ方法」に注目して、物語の展開を追うことは、問題解決力や発想力を育む助けになります。物語を読んだ後に、「ほかにもどんな方法があるかな?」と話し合う時間を設けることで、子どもたちの創造力や考える力を引き出すことができるでしょう。