【絵本】ぼくのわんこ

内容説明

「ぼくのわんこはすごいんだ！」と語る主人公。本人はいたって真面目に自慢しているけれど、聞けば聞くほど思わずツッコミたくなるようなエピソードばかりです。

そんなユーモアたっぷりのわんこ自慢を通して、いつも一緒に過ごすふたりの絆や、あたたかい友情がほのぼのと描かれています。

知育や教材で活用する際のポイント

この絵本は、子どもたちにユーモアや想像力の大切さを伝える絶好の教材です。主人公の「ぼく」がわんこのおもしろいエピソードを真剣に語る様子は、子どもたちに笑いや驚きを提供しながら、物語を楽しむ力を育てます。読み聞かせでは、子どもたちに「次はどんなわんこの自慢がでてくるかな？」と予想させたり、ツッコミどころを一緒に楽しむことで、想像力や発言力を引き出すきっかけにもなります。

また、わんこと主人公の絆や友情が描かれている点は、子どもたちに「大切な存在との関係を大事にすること」の意味を考えさせる機会を提供します。保育や学校では、友達や家族について話す時間を取り入れ、この絵本をきっかけに「自分にとって大切な人や存在」を考える活動を行うと、子どもたちの共感力を育むことができます。

さらに、ツッコミどころ満載の内容は、子どもたちが「事実と想像」の違いを楽しく学ぶ場としても活用できます。主人公の語りを聞いた後で、「本当にありえそうなこと」と「ちょっと不思議なこと」を分類する活動を行うと、論理的な思考力を育てる効果も期待できます。親や先生が一緒に笑いながら読み進めることで、子どもたちは安心感と学びの楽しさを感じ取るでしょう。