
【絵本】やさいのなりたい絵本セット(既3)
内容説明
ピーマン、にんじん、なすは、子どもたちに「きらい!」と言われてばかり。 「ピーマンきらい!おかしはすき」「にんじんきらい!おもちゃは大好き」「なすって<むらさきおばけ>みたい!」など、苦手にされる理由もさまざまです。 悩んだ彼らは、どうにか好きになってもらおうと大奮闘!
ピーマンはおかしに、にんじんはおもちゃに、そしてなすはなんとおばけになろうとします。 ところが、どの作戦もうまくいかず……。 それでも一生懸命に努力するやさいたちの姿は、なんとも健気で愛らしいものです。
子どもたちが思わず応援したくなる、やさいたちの奮闘記を描いた大人気シリーズです。
知育や教材で活用する際のポイント
この絵本は、野菜が苦手な子どもたちに向けて楽しく親しみを持たせるための教材として効果的です。ピーマン、にんじん、なすが「嫌われている」というテーマをユーモラスに描いており、子どもたちが共感しやすい内容となっています。読み聞かせを通じて、野菜に対する固定観念を和らげ、「野菜ってかわいい!」「応援したい!」というポジティブな感情を引き出すきっかけにもなります。
特に、物語の中で野菜たちが大奮闘する姿は、努力や挑戦の大切さを子どもたちに自然と伝える要素を含んでいます。「苦手なことでも工夫次第で好きになれる」というメッセージは、食育だけでなく、自己肯定感や前向きな心を育む指導にも役立つでしょう。読み聞かせ後には「ピーマンやにんじん、なすがどんな気持ちだったか」「どうして好きになれそう?」などの対話を取り入れることで、理解を深めることができます。
また、この絵本は保育や授業での活動にも応用可能です。例えば、野菜をテーマにした工作やクッキングを行い、物語と実体験を結びつけることで、さらに興味を引き出すことができます。子どもたちが野菜に親しみを持ち、食べることへの抵抗を減らすための一助となる絵本です。