
【絵本】いつつごうさぎとゆきのもり
内容説明
冬のまだ暗い朝、道ばたに一台のトラックが止まっています。ちょっと変わったこの車の中では、明かりが灯り、小さな5匹のうさぎたちが集まって、あたたかいシチューを朝ご飯に食べていました。
準備が整うと、トラックは走り出します。長いトンネルを抜けた先には、真っ白な雪景色が広がっていました。そこから、楽しい雪遊びが始まります!雪だるまを作ったり、ソリで滑ったり、みんなで大はしゃぎ。
そんな中、うさぎのメイが小道を見つけます。その道を進むと、目の前に広がるのは大きな湖。どんな冒険が待っているのでしょう?
知育や教材で活用する際のポイント
この絵本は、冬の朝から始まり雪遊びや冒険へと展開する物語を通じて、子どもたちに季節感や自然の美しさを伝えるのに最適です。親子で読めば、冬ならではの体験や楽しみについて話し合うきっかけを作れます。一緒にシチューを食べるシーンでは、家族や仲間と過ごす温かい時間の大切さを感じ取ることができるでしょう。また、トラックが動き出す場面は、子どもたちに「これから何が起こるのだろう?」というワクワク感を提供し、想像力を育む助けとなります。
さらに、長いトンネルを抜けて雪景色が広がる描写は、自然の変化や環境への観察力を養うのに役立ちます。雪遊びのシーンでは、雪だるま作りやソリ遊びなど、子どもたちが外で体を動かす楽しさを感じられる内容となっています。これを読むことで、実際に外で遊びたくなる子どもも多いでしょう。保育園や幼稚園では、絵本を読んだ後に雪にちなんだ工作やアクティビティを取り入れることで、学びを深めることが可能です。
また、うさぎのメイが湖を発見する場面は、冒険心や探究心を育む絶好のチャンスです。このように、絵本の中で新しい道を見つける経験が、子どもたちに「自分でも何か新しい発見ができるかも」という前向きな気持ちを引き出します。この絵本を通して、自然体験や仲間との交流の大切さを教えることができ、知育や教材として多角的に活用できる一冊です。