当サイトでは、商品・サービスの紹介にアフィリエイトプログラムを利用しています。
BOOK

【絵本】たからもののあなた

タイトル 【絵本】たからもののあなた
著者
出版年月日 2017/09/29
判型 A4変
ページ数 32ページ
出版社
対象年齢 ,
ISBN 9784265081530

内容説明

フウのお母さんはお仕事が忙しく、フウが園で描いた絵をすぐに見せたいと思っても、その日はお母さんが帰ってくるのが遅くてタイミングが合いませんでした。お母さんが帰宅したころには、フウはもう夢の中です。

翌朝、フウは涙をこぼしながら訴えます。「どうしておかあさんは、ずっといっしょにいてくれないの?」その言葉を聞いたお母さんは、フウをぎゅっと抱きしめてこう伝えました。「たとえ一緒にいられない時間があっても、フウのことをずっと想っているのよ。フウはお母さんにとって、一番大事なたからもの。大好きで、大好きで、大好きよ…」

今の時代、多くのお母さんがフルタイムで働いています。家で子どもと過ごす時間よりも、仕事場での時間が長いことも珍しくありません。それでも、子どもにとってお母さん以上に大切な存在はないのです。この絵本は、働く母親と子どもが互いに理解し合いながら成長していく、心温まる物語です。

知育や教材で活用する際のポイント

この絵本は、働く母親と子どもの心の交流を描き、親子間の理解を深める大切さを教えてくれる作品です。子育て世代の親や教育現場で活用する際には、「親子の絆」や「感情の共有」をテーマにした話し合いのきっかけとして最適です。例えば、読み聞かせの後に「親が忙しいとき、子どもはどんな気持ちになるのか」「親がいない時間に子どもがどのように過ごしているか」など、親と子どもの立場を想像しながら話し合うことができます。

また、子どもたちが自分の気持ちを言葉で表現できるようにサポートする教材としても役立ちます。絵本の中でフウが涙ながらに母親に気持ちを伝える場面を通じて、子どもたちに「感情を言葉で伝える大切さ」を学ばせることができます。保育や授業では、絵本の内容に関連したワークシートや絵を描くアクティビティを取り入れると、さらに理解が深まるでしょう。

さらに、教師や保護者が自分自身の子どもとの関わり方を振り返るきっかけとしても活用できます。忙しい日々の中でも、短い時間であっても子どもに寄り添うことの大切さをこの絵本は教えてくれます。読み聞かせを通じて、親子や教師と子どもが心を通わせる時間を作ることが、この絵本の最大の魅力です。