
【絵本】ぼくのしんせき
内容説明
ある日、たくさんの親戚が写った写真を見つけたぼく。でも、その中の人たちのことをほとんど覚えていない。そんな中、次のお盆には親戚が久しぶりに集まることがわかり、なんだか胸が高鳴る。
そして迎えたお盆の日。3年ぶりの再会に、わくわくしながら親戚たちと顔を合わせるぼく。その日には、思いもよらないサプライズが待っていた!
知育や教材で活用する際のポイント
この絵本は、家族や親戚とのつながりをテーマにしており、子どもたちに「人との絆」や「思い出の大切さ」を自然に伝える教材として活用できます。特に、親戚や家族の集まりを通じて新しい発見や温かい気持ちを育む体験が描かれているため、子どもたちが自己の家族関係を見つめ直すきっかけを与えてくれるでしょう。
例えば、保育園や幼稚園の活動では、この絵本を読んだ後に子どもたちに「自分の家族や親戚で覚えている人」について話してもらったり、家族の絵を描かせたりすることで、家族構成や自分のルーツに関心を持たせることができます。また、小学生向けには、家族写真を持参してもらい、それをもとに「家族の思い出」を作文や発表にまとめる活動に発展させると効果的です。
さらに、お盆という日本の伝統行事が物語の背景にあるため、文化理解の教材としても役立ちます。親や先生が絵本を読み聞かせながら、お盆の意味や習慣について簡単に解説し、日本の文化や風習に親しむ機会を提供しましょう。このように、感情教育と伝統文化の学びを同時に深められる点で、この絵本は知育や教材として非常に優れた選択肢です。